甲状腺ホルモンの検査結果で数値に問題あり→チラージン服用後の妊娠

妊活

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不妊治療クリニックで人工授精→体外受精へとステップアップしましたが、1回、2回と移植をしてもなかなか成果に繋がらない状況に。

原因不明な中、血液検査をしたところ甲状腺機能の数値に問題があり治療が必要なことが分かりました。

ここで妊活における甲状腺ホルモンの服薬についてお話したいと思います。

血液検査で甲状腺ホルモン値に異常あり

体外受精を何度か行って妊娠反応が出てもHCGは1桁台、いっても20前後といった状況で、いったん血液検査で甲状腺ホルモンを調べることに。

調べた結果、甲状腺ホルモンの数値が高いことが分かりました。

チラージンを服薬しホルモンを調整

甲状腺ホルモンの数値が高いと甲状腺ホルモンが母体に働く分で精いっぱいになってしまい、赤ちゃんへ働く余力がなくなり妊娠しにくい&妊娠の継続に繋がらないこともあるのだそう。

そこで、服薬で数値を下げていく治療を行うことになりました。

服用するお薬はチラージン。

チラージンを服用しながら定期的に血液検査をして数値が下がっていくか見ていくことになりました。

チラージン服用開始後1年以内に妊娠

チラージンを飲みながら妊活を続けていき、服用開始後約1年後に体外受精とタイミングを両方行った周期に妊娠することができました。

チラージンを服用して甲状腺ホルモンをコントロールしたことで甲状腺ホルモンが赤ちゃんへもしっかり働き、妊娠へと繋がったのだと思います。

甲状腺ホルモンに異常が出る原因は?

クリニックでいただいた甲状腺ホルモンについての資料によると、甲状腺ホルモンのバランスが崩れる原因には主に2つあるのだそう。

1つ目は「海藻の摂りすぎ」、2つ目は「ヨードの摂りすぎ」で、ダイエット目的などで海藻を食べすぎると甲状腺ホルモンのバランスを崩すことがあるようです。

また、ヨードは茶色のうがい薬に多く含まれており、新型コロナ対策や日常の感染対策でうがい薬を使う機会が増えたことで、甲状腺ホルモンのバランスに影響を与えることがあるということです。

思い返してみると、うがい薬は使いすぎると良くないと何となく聞いていたこともありあまり使っていませんでしたが、ダイエット目的でお味噌汁に大量のあおさやわかめを入れていた時期がありました。

甲状腺ホルモンの検査で数値に問題が出たのもその時期だったので、おそらく海藻の摂りすぎが原因だったようです。

体に良いものも摂りすぎには注意が必要ですね。

妊娠判定後も妊娠初期はチラージンを服用

妊娠判定で陽性とHCGが400を超えていることを確認した後も妊娠初期はチラージンを続けて服用しました。

妊娠5週ごろに夫の実家にお泊りに行きましたが、うっかりチラージンを自宅に置き忘れていることに気づき、私だけ夜11時頃に自宅に帰ることになったこともありました・・・。

1日くらい大丈夫かな、という思いもありましたが、ここで何か起きたら・・・という気持ちがあり、夜遅くの運転は周りにも心配をかけてしまいましたが、何とか無事に帰宅し服用することができました。

その後、卒院の10週を迎える前に数値が安定していることを確認できたので、チラージン服用をストップすることができました。

妊娠8か月ごろまで2~3か月に1回血液検査

これは先生からの指示があったわけではなく、自主的にしておきたいという思いで卒院後も2、3か月に1回のペースで血液検査だけ受けに行きました。

妊娠8か月ごろの血液検査で異常が出ていないことを確認し、先生から「もうすぐやね。分娩頑張って。無事の出産をお祈りしています。」と言っていただけたとき、ようやくここまで来れたのだと嬉しさがこみ上げてきました。

普段あまり温かい言葉をかけるタイプの先生ではなかったので、より嬉しく感じました。

結果としては妊娠10週までにチラージンをやめて、それから出産まで再開することはありませんでした。

甲状腺ホルモンに問題があっても妊娠、出産

甲状腺ホルモンに問題があると分かり、チラージンを服用し始めたころは、再び妊娠できるのか、妊娠しても出産までたどり着けるのかと不安もありました。

チラージンを服用する中で、トリオ検査でERA(子宮内膜ごう)で治療が必要なことが分かり、抗菌薬を服用することもあり、なかなか妊娠に繋がらない原因がいろいろと出てきました。

そんな中、1年が経つ頃に体外受精とタイミングを行った周期に妊娠し、無事出産を迎えることができました。

体外受精を2回ほど行っても着床→妊娠継続していないということが分かった段階で、いったん血液検査やトリオ検査を行い体の状況や子宮の状態を調べておいて良かったと思います。

ここで原因が見つからないこともあると思いますが、むやみに体外受精を繰り返すよりも、いったん休憩も兼ねて調べてみるという選択肢も1つなのかなと思います。

まとめ

体外受精にチャレンジしてもなかなか妊娠できないということで、血液検査をしたところ甲状腺ホルモンの数値に問題があることが分かり、チラージンを服用することになりました。

その後、約1年後に妊娠することができ無事に出産を迎えることができました。

妊娠期間中も心配だったので2、3か月に1回、定期的に血液検査でチラージンが必要かどうかを見ていただき、結局出産までチラージンを再開することはありませんでした。

甲状腺ホルモンに異常が見つかった、というと妊娠が難しい、継続しにくいと言われてショックを受ける方も多いと思いますが、きちんと服薬して調整していけば妊娠、出産することは可能なので、まずは服薬を忘れないようにしたいですね。

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