コロナ感染を回避しつつようやく妊娠8か月まで来ましたが、風邪症状があり抗原検査をしてみるとまさかのコロナ陽性・・・
新型コロナが流行しだして4年ほどが経ちましたが、令和5年4月から5類に移行したからといって気を抜けないと感じました。
ここでは妊娠8か月で新型コロナに感染したときのお話をしたいと思います。
妊娠中にコロナ感染したらまずクリニックを受診
妊婦さんがコロナ感染の疑いがあるときは必ず内科・耳鼻科で医師の診察を受けるようにします。
発熱がなくても、まずは電話でクリニックに受診方法を確認し、指示に従って受診します。
自宅の検査キットで陽性反応が出たときはクリニックで再検査しても陽性となることが多いですが、念のため再検査してもらった方が安心です。
検査キットはドラッグストアとネット通販どっちがいい?
検査キットはできるならドラッグストアで販売されているものがおすすめです。
検査キットには2種類あり、
- ドラッグストアで購入できるもの(厚生労働省に承認された薬剤師による販売の抗原定性検査キット)
- 大手通販サイトで購入できるもの(検査は可能だが研究用など薬剤師による販売でないもの)
があります。
ドラッグストアで購入できるもので陰性が出るとほぼ確実と思われますが、通販サイトで購入したものの場合、うまく検査できなかったり偽陰性と出る場合もあります。
ドラッグストアで購入できるものでも、検査タイミングによっては偽陰性となることもあるので、陰性の場合でも時間を空けて2回検査しておくと良いと思います。
風邪症状が治まらない場合や発熱、味覚・嗅覚障害など普段と違う症状が出た場合は1回目が陰性であっても再検査をする、もしくはクリニックを受診して検査してもらうことをおすすめします。
どちらが良い悪いということではなく、妊娠中ということもありより信頼性の高いキットで検査しておきたいという気持ちもありドラッグストアで購入しました。
ドラッグストアのものは1キット1,500円ほど(インフルエンザも検出できるものでは2,500円ほど)でネット通販よりもコストがかかる面があります。
家族用に用意しておきたいという方はネット通販のものであれば5個セットなどで販売されているのでうまく併用していくと良いと思います。
ネット通販検査キットの例
妊娠中のコロナ感染、赤ちゃんは大丈夫?
感染した方はとても不安かもしれませんが、自身も無事軽快し赤ちゃんも無事に過ごしているので不必要に不安になることはありません。
ですが、気になる症状があるときは自己判断で何かあっては大変なのですぐに産婦人科に確認しておくと安心です。
初めの症状は?
始めの症状は朝、のどの渇きと痛みを感じたことでした。
寒さが厳しくなったころで、寝ている間にのどが乾燥してしまったのだと思いその日の夜は加湿器をつけて寝ました。
しかし、翌日ものどの痛みが治まらず、発熱はなかったものの何となく「コロナだったら赤ちゃん大丈夫?」と不安になり、ドラッグストアへ検査キットを買いに行きました。
陽性じゃないと思うけど一応やっておこう、という感じだったので、検査キットに検体を垂らし、何となく判定ラインを見てみるとコロナの部分にすぐ赤いラインが出てきました。
発熱もないのにコロナ?赤ちゃんは大丈夫?とその瞬間は少しパニックになり、あたふたしましたがまず何をしたら良いかスマホで調べることに。
(妊婦さんはまずクリニックを受診することとあったので、翌日かかりつけの内科を予約し受診しました。)
↓こちらが分かりやすかったのでリンクを貼っておきます↓
●厚生労働省 妊婦の方々へ 新型コロナウイルス感染症(Covid-19)対策https://www.mhlw.go.jp/content/11920000/000630978.pdf
クリニック受診後は?
医師の診察で新型コロナ感染が確定すると、妊娠中でも服用できるお薬を処方してもらえます。
令和5年4月の5類以降後は症状発症翌日~5日間は自宅安静の指示があり、家庭内感染の対策を取りながら安静にして過ごしました。
また、受診後は産婦人科へ念のため連絡しておくとその後に問い合わせをしたときにスムーズに話しをしやすくなるので連絡しておくと安心です。
産婦人科から、近日中に検診の予定がある場合は5日間の自宅安静と発熱が下がって2日経過してから来るように指示があったので、産婦人科によって受診について指示があった場合は従うようにします。
その後の症状は?
その後は、のどの痛みと鼻水、咳、たん、体のだるさの症状に加え、コロナ特有の味覚、嗅覚障害が出てきました。
2年前の12月に1回目のコロナ感染しているのですが、この時とほぼ同じ症状でした。
結局、軽快まで発熱はなく、軽快した後も体のだるさと鼻水の症状と味覚・嗅覚障害が1週間ほど長引きましたが、発症から1週間半ほどで普段どおり動けるようになりました。
体のだるさは妊娠中ということもあってか、朝起きても眠気があり、子どもを送り出したあともまた横になって休んでいました。しっかり体を休ませることが大事ということかもしれません。
家族への感染対策
新型コロナが5類へ移行しましたが、家族への感染対策は前と同じように行っておいた方が安心です。
具体的には、
- 手指、触れる場所のアルコール消毒
- 別々の部屋で寝る
- タオルを共用しない
- お風呂はできるだけ最後に
- 食事のときはとりわけ用のお箸や食器などを共用しない
といったことがあります。
小さいお子さんがいてどうしても添い寝や授乳が必要な場合など、近距離で接するときはマスク着用で飛沫に触れないように注意することが大切です。
神経質になり過ぎると疲れてしまい体を休ませるのに逆効果になってしまうので、できる限りの感染対策を取って生活しておくと良いと思います。
1回目の感染は初回の胚移植を受けた直後
1回目のコロナ感染時は1回目の胚移植を受けた後だったので、この時のことも参考程度に触れておきたいと思います。
胚移植を受けた翌日に明らかに普段と違う体のだるさを感じ、検査キットで検査をしてみるとコロナ感染が判明。
慌ててクリニックに連絡して看護師さんに「妊娠していたら大丈夫でしょうか・・・」と聞いた記憶があります。
このときの看護師さんの回答としては、妊娠は何が起こるか分からないから大丈夫と確実に言えないところはあるけど、今までに妊娠に気づかない妊娠初期にコロナ感染している人も無事出産している人がたくさんいるから、そういうところを見るとまずは経過を見ていくことが大事かな、とのことでした。
確かに、不妊治療を受けていない人でも妊娠が分かる前にコロナ感染している人はたくさんいるはず・・・と少し安心することができました。
この時は結局妊娠に至りませんでしたが、気になることはクリニックに聞いておくと安心して過ごせると思います。
まとめ
妊娠8か月でコロナ感染した時の体験と、実体験をもとにした感染対策についてご紹介しました。
妊娠中でもまずはクリニックを受診し産婦人科へ連絡しておくことで、慌てずに行動することができました。
初期症状は風邪とほとんど同じで、のどの痛みから、次第に嗅覚障害、味覚障害が出て症状は10日間ほど続きましたが、お腹の赤ちゃんも元気に動いていて大きな影響なく過ごせています。
家族への感染対策も大事ですが、あまり神経質になり過ぎても疲れでさらに体調を崩してしまうこともあるので、基本的にまめなアルコール消毒やマスク着用といった飛沫感染を防ぐ対策を中心に気を付けると良いと思います。
妊娠中のコロナ感染は不安や心配も大きくなると思いますが、クリニック受診、気になることがあるときは産婦人科へすぐ問い合わせて安静に過ごすことで安心して過ごすことができます。
気になっている方は参考にしてみてくださいね。