卵管造影検査で卵管が狭いとの診断→転院先クリニックでは問題なし

妊活

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通水テストをしてから6か月、タイミングをとってもなかなか妊娠せず、いよいよ不妊治療クリニックに通うことに。

不妊治療クリニックで人工授精後、陽性反応が出たものの結果は子宮外妊娠でした。

そこで卵管造影検査を受けることに。

1件目のクリニックで行った卵管造影検査では、右側の卵管が狭いと診断されましたが、2件目のクリニックでは問題ないとのこと。

ここでは、実際に受けてみた卵管造影検査についてお話したいと思います。

1つ目のクリニックで卵管が狭いとの指摘

1回目の人工授精で妊娠検査薬で陽性反応が出たものの、胎嚢が見える妊娠5週目ごろに子宮外妊娠の診断を受けました。

紹介先の総合病院に入院しましたが、手術や治療を行うことなく、自然にHCGが低下するのを待ち約2か月ほどでHCGが検出されない状態に戻りました。

そして、不妊治療クリニックへ戻り初めに受けたのが卵管造影検査でした。

検査結果は右側の卵管が狭くなっているとのこと。

人工授精を受けたときに卵胞ができていたのが右側の卵巣だったので、これが原因だったのかな、と思いました。

2つ目のクリニックでは問題なし

1つ目のクリニックで右側の卵管が狭いという結果でしたが、セカンドオピニオンも含めてもう1つクリニックを受診することにしました。

訪れた2つ目のクリニックでは「選択的卵管造影」という手法を取っていて、片方ずつ卵管に造影剤を通す検査方法をとっているクリニックでした。

痛みは造影剤が卵管を通る感覚はありましたが、少しズキズキとする程度で痛みはそんなに大きく感じませんでした。

検査後に結果を聞くと先生から「特に問題ないね。両方通ってるよ。」とのこと。

ここのクリニックでは問題なしとの診断でした。

先生によって見立てが違う

ここで疑問だったのは「クリニックでなぜ診断が違うのか?」ということ。

2つ目のクリニックで検査結果の際に先生に聞いてみると、

「そもそも卵管は狭いもの。両方ともきちんと造影剤が流れているから問題ないよ。」

とのことでした。

「もし詰まっていたら造影剤を流した時、逆流してくることが多いんだけど逆流もしてないし、ちゃんと通ってるって証拠だから。」

との説明でした。

淡々と説明する先生で、はっきりと「問題ない。卵管は両方とも通ってるよ。」と言われたことで、卵管に問題ないと認識でき安心しました。

この時点ではまだ体外受精へのステップアップは考えておらず、引き続き人工授精をしていこうと思っていたのでより安心感を感じました。

卵管の通過性と子宮外妊娠との関連は?

ところで、卵管に問題がないと分かったことは良かったのですが、この半年前に経験した子宮外妊娠の原因やどこに着床していたのかがよく分からなくなってしまいました。

(私自身は右側の卵管が狭くなっていたことが原因で、卵管に妊娠したと思っていました。)

このことも先生に聞いてみると、

「子宮外妊娠はそもそも原因が分からないことの方が多い。どこに着床したのか結局分からずじまいになることはよくある。」

とのこと。

子宮外妊娠したときは右側の下腹部に激痛と、軽い出血が初期症状であり、おそらく右側の卵管に着床していたのだと思いますが、胎嚢らしきものはエコーにはっきり映らず、結局どこに着床していたのか分からないまま治療を終えました。

結果として卵管だったのか?腹腔内のどこかだったのか?分からずじまいでしたが、卵管が狭いことで子宮外妊娠が起きたというわけではないという希望が見えたことで少し気持ちも前向きになれました。

造影検査の痛みの要因とは

卵管造影検査というと痛みが気になる部分でもあります。

自身も受けよう!と決めたときは痛みがどの程度なのか?がすごく気になりました。

造影剤には水性・油性があり油性の方が痛みを感じやすいのだそうです。

最近では痛みの軽減と医療技術の向上で水性の造影剤を使うクリニックが増えているようで、2回受けた両方の検査で水性の造影剤を使っていました。

1つ目のクリニックの先生は、

「検査を受けたことがない立場だけど、油性の造影剤、あんなのを体の中に入れたら痛いに決まってるし自分なら受けたくない。」

と話していました。

痛みに不安を訴えている私に、水性の造影剤を使うから少しは痛みは軽くなると思うよ、というふうに言ってくれたのだと思いますが、通水テストで痛みを強く感じた身としてはとても不安でした。

結果、痛みは少し強い生理痛程度で所要時間も数分で終えることができました。

1回目で狭いと診断されたらセカンドオピニオンで再検査も検討してみる

卵管造影検査に限らず、どんな検査でもクリニックや医師の見立てで検査結果が変わることがあるので、1回目の検査で何かしら異常があってもセカンドオピニオンを受けてみると、特に問題ないこともあります。

2回も同じ検査を受けるのも面倒だったり、費用の問題だったり、時間の問題などありますが、妊活においては時間が限られていることもあり、できるだけ早い段階でいろんな意見を聞くことも大切なポイントになると思います。

自身も不妊治療のクリニックに通い始めて4年目で妊娠し、40歳で第二子出産を迎えることができましたが、いろんな意見を聞くために卵管造影検査を2件受けて、体外受精は他のクリニックに2件ほど出向き、先生の意見や治療方針を聞いて転院するかどうか自分なりに判断してきました。

(体外受精はあと1回このクリニックで受けたら転院しようと言っていた時に、残っていた4BAの胚を移植した周期に妊娠することができました。)

検査で検査結果に異常があってもなくても、セカンドオピニオンを受けることでより確実性のある結果を得ることができたり、次の方針に生かす材料をもらえたりするので、いろんな意見を聞いてみるのも1つの方法だと思います。

まとめ

卵管造影検査で1件目のクリニックでは右側の卵管が狭いとの診断を受け、2件目のクリニックでは造影剤の逆流もなく問題なし、との結果となり、検査方法や医師の見立てで診断結果が異なることがあるということをご紹介しました。

妊活では特に年齢が上がってくると「できるだけ早く」という思いが強くなることから、検査でも1つのクリニックだけで判断せず、別のクリニックで同じ検査を受けてみたり、別の医師の意見を聞くセカンドオピニオンを受けてみることで新たな判断材料を得られることもあります。

セカンドオピニオンは卵管造影検査だけでなくタイミング法や人工授精、体外受精でもクリニックによって治療方針や考え方が違うこともあるので、セカンドオピニオンを受けてみるのも1つの方法だと思います。

卵管造影検査で1度卵管が狭いと診断された方や、結果が良くなかったらどうしよう?と悩んでいる方の参考になればと思います。

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