
胚移植を3回行っても着床不全で妊娠を継続できず、残っている胚の着床前診断を受けました。
そして次の移植に向けて念のためトリオ検査(ERA EMMA ALICE検査)を受けることに。
痛みは?費用は?当日の流れなど、実際に体験したことをお話したいと思います。

胚移植と同じ流れをたどり移植時期に検査
内診で卵胞の育ち具合を見ていき、血液検査でホルモンの数値を見ておおよその排卵の時期を見ていきます。
移植予定となる日が分かってきた段階で検査日を決定します。
排卵時期の投薬で前後3時間は絶食
排卵時期に投薬があったのですが、胃の中ができるだけ空の状態で服用してほしいとのことで、服用の前後3時間は絶食(お水、お茶はOK)との指示がありました。
その日はお昼に病院へ行きましたが、絶食になるとは思わず病院に行く前にほんの少し食べただけだったので、夕方6時半ごろまでお水とお茶だけで過ごすことに。
移植のときは排卵の調整は注射で行っていたので、トリオ検査で初めての経験でした。
約6時間ぶりのおやつ&食事はとっても身に沁みました・・・
費用は自費で15万円程度
トリオ検査の費用はおおよそ15万円程度でした。
42歳以下は保険適用という話もありますが、年齢によって保険が適用されるという話はなかったため、保険適用になることはないようです。
検査費用以外の投薬・処置費用は別途必要
検査以外の病院でのホルモン注射、自己注射、投薬などは別途費用が必要です。
クリニックによって違いがありますがおおよそ2万円前後見ておくと良いと思います。
検査は全身麻酔で行われることも
検査で使用する器具がまっすぐなので、内膜を採取するために中に入れる際、子宮の形や入口の状態によっては痛みを強く感じることもあるのだそう。
そのため、痛みを強く感じる場合は全身麻酔で検査をすることもあります。
検査に向けての準備は全身麻酔を前提に進んでいきました。
全身麻酔を想定して検査前日の22時ごろから絶飲食
全身麻酔を想定して、検査の前日は22時以降、絶飲食の指示がありました。
それ以降に飲食をすると全身麻酔をしたときに食べたものが逆流して窒息することもあるのだとか・・・(自分で調べた内容ですが)
麻酔を使うかどうかは分かりませんが、一応麻酔を使う前提で心構えをしていきます。

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検査当日は緊張で朝から落ち着きませんでした
検査当日、検査への不安や緊張で朝から気持ちがソワソワしていましたが、この検査を受けたら子宮に原因があるかないかが分かると思うと、よし!と気合いが入ります。
タクシーでクリニックへ
全身麻酔を使うと運転はできないので、タクシーでクリニックへ向かいます。
痛み止めの座薬を入れ待合室へ
病院に到着後、痛み止めの座薬を入れるよう案内されました。
そして待合室で呼ばれるのを待ちます。
普段の内診室へ
内診室へ呼ばれドキドキしながら内診台へあがります。
先生から痛みが強い場合は無理せず全身麻酔に切り替えるとの説明がありました。
移植のときいつも痛みはある?と聞かれ「いつもはほとんどないです」と答えましたが、移植のとき痛みが強い人もいるのかな、と。
検査前最後の診察の日に先生から「子宮が後屈だし多分器具がうまく入らないんじゃないかと思うから、痛みが強いときは麻酔を使って検査します」と言われていました。
先生が言うということは痛みを訴える人が多いということかな、とちょっと気構えてしまいます。
検査開始
今から器具が入るから、と先生に言われ「いよいよかぁ」とゆっくり深呼吸をしながら、気持ちを落ち着かせます。
移植の時よりも少し強めにグンっと器具が入った感触があり、お腹の中で管のようなものがズンズンと動く感触がしました。
同時に生理痛のようなズキズキとした痛みを感じ、深呼吸をして何とか我慢できる感じでした。
4回ほど内膜を採取したので、そのたびに管のようなものが動くズキズキとした感触がありましたが、何とか麻酔なしで検査を終えました。
検査後
全身麻酔を行わなかったので内診室を出た後、移植の時と同じように抗生剤を処方され、いつもどおりお会計をして帰宅しました。
全身麻酔で検査をした場合は麻酔から覚めるまで1~2時間ほど休むので、検査の時間を含めると3時間ほどになると思います。
検査の後は処置で使った消毒液や出血でショーツや服を汚すこともあるので、ナプキンを必ずあてておいた方が良いと思います。
(おそらく検査の説明の時にナプキンを持ってくるよう説明があると思います。)
絶飲食後だったので、帰りにコンビニでお昼を大量に買って帰宅。
検査を終えた安堵感もありとても美味しいお昼ご飯でした。
痛みはある?どんな感じ?
事前に看護師さんに聞いていたのは、ちょっと強めの生理痛、人によっては痛みで顔をゆがめるほどだったり、とのこと。
痛みが強いと麻酔に切り替えるから、と聞いていたので、痛みがあっても何とか受けられると心構えはできました。
実際には移植の時よりも少し強めにグンっと器具が入った感触があり、お腹の中で管のようなものがズンズンと動く感触と同時に生理痛のようなズキズキとした痛みを感じました。
ですが、フーッフーッと深呼吸をして何とか我慢できる感じでした。

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痛みを乗り切る方法
何とか我慢できそうなときは出産を経験している方は陣痛を逃がすのに近い感じで深呼吸するイメージだと分かりやすいと思います。
深呼吸をして痛みを和らげるようにする感じでゆっくり息を吐くと、少し痛みが和らぐ感じがしました。
ですが、痛みが強いときは無理をせず先生に伝えた方が良いと思います。
痛みを強く感じると痛みに配慮することで検査をうまく進められなかったり内膜を十分に採取できなかったりすることもあるようなので、痛みが強いときは先生に伝えた方が安心だと思います。
痛みに対する不安がある方も多いと思いますが、痛みを感じても息をゆっくり吐くことで痛みを逃がすこともできます。
参考にしてみてくださいね。
まとめ
ERA EMMA ALICE検査(トリオ検査)を受けた体験について検査を受けるまで、検査当日、費用、痛みはどのくらい?といったお話をさせていただきました。
なかなか受ける機会のない検査ですが、この検査のおかげで妊娠に繋がる方もたくさんいらっしゃいます。
痛みや通院、費用など負担も大きいですが、検査を受けることで前向きな気持ちで妊活を進められることはとてもありがたく受ける価値は大いにあると思います。
これから受ける方、受けようか検討されている方、検査の流れについて知りたい方の参考になればと思います。
検査結果についてはまた別の記事でご紹介するので参考にしてみてくださいね。


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